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ゴーストハント 愛蔵版(1)

ゴーストハント 愛蔵版(1)

いなだ 詩穂 / 小野 不由美 講談社 2026年1月13日

感想

小野不由美の書き下ろしまえがきが付いているということで、ついつい手に取ってしまいました。彼女の作品は人文書でも小説でも、独特の緊張感があるので期待していたんです。 実際に読んでみると、オカルト調査というテーマ自体は面白いんですよね。登場人物たちが各々の霊能力を駆使して怪奇現象に立ち向かっていく構成は、ストーリー漫画としてそれなりに成立しています。ただ、初巻ということもあってか、キャラクター紹介的な要素が強く、まだ物語としての深掘りが足りない印象。謎解きの部分も「こういうカラクリなんだ」という説明に留まっていて、本当に恐怖や不気味さを感じさせる展開には至っていません。 愛蔵版ということで装丁も丁寧だし、収録されている三つのエピソードも読みやすくはあるんですが、ここまでのボリュームだと、もう少し「引き込まれる」何かが欲しかった。シリーズとしての可能性は感じるので、続きで評価が変わるかもしれませんね。

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