そうたの本棚
TOKYO LOVE? STORY

TOKYO LOVE? STORY

LiLy 幻冬舎 2026年2月18日

感想

LiLy20周年の記念作ということで手に取ってみたんですが、いやこれは良かった。東京を舞台に、年代も職業もバラバラな登場人物たちが織りなす恋愛模様を群像劇的に描いてるんだけど、どのキャラクターにも魅力があってぐいぐい引き込まれる。 彫り師、マーケティング会社経営、元キャバ嬢、バーテンダー、医大生……こういった多様な背景を持つ人物たちが、それぞれの人生の中で「寂しさ」と「繋がり」を求めている。プログラム書いてると脳が論理的になりすぎるから、たまにこういう人間ドラマで感情の部分をリセットするのが好きなんだけど、この作品は本当にそれに最適。 何が良いかって、恋愛小説ではありながら、決して綺麗事だけじゃ終わらないんだよね。登場人物たちのモノローグから、大人ならではの複雑さ、葛藤、時には矛盾した想いまで丁寧に拾い上げてる。39歳の俺だからこそ刺さるセリフや場面がいっぱいあった。 さらっと読めるのに心に残る。仕事の息抜きに最高の一冊です。

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