宅建士試験を目指す夫を応援しようと思い、人気YouTubeチャンネルの公式教材ということでこの本を購入しました。期待値が高かっただけに、残念な結果となってしまいました。 確かに棚田式メソッドというコンセプトは魅力的ですし、分野別で整理されているのは勉強しやすいと思います。ただ、実際に開いてみると、説明部分が思ったより簡潔すぎて、初心者には理解しづらい箇所がけっこうあります。YouTubeチャンネルとの連動を謳っているので、動画を見ることが前提になっているのかもしれませんが、この本だけで完結していない感じは購入者として少し違和感を覚えます。 また、過去問題集としての使い勝手も、個人的には他社のものより劣っている気がします。解説がもっと丁寧だったら、もっと満足できたんですけどね。YouTubeの人気度と書籍の質が一致していないというのが、正直な感想です。試験合格を目指すのであれば、複数の教材を組み合わせる必要がありそうです。
最近登録された他の本の感想
2026年06月01日
直木賞を受賞したという話を聞いて、どんな物語なのか興味津々で手に取りました。吉原という歴史ある花街を舞台にした作品で、正直なところ時代小説はあまり読まないのですが、この本は一気読みしてしまいました。 花魁葛城が忽然と消えるという謎の中心に据えながら、吉原全体の息づかいが生き生きと描かれているんです。登場人物たちの人間関係や思惑が複雑に絡み合っていて、読みながら「次はどうなるの?」と先へ進まずにはいられませんでした。 特に印象的だったのは、華やかさと影の両面が丁寧に描かれている点。キラキラとした花街の表の顔だけでなく、そこで生きる人たちの喜びや苦悩、葛藤が自然と心に入ってくる。選考委員がうなった理由がよく分かります。 文体も読みやすく、家事の合間にちょっとずつ読み進められるのも良かったです。歴史ロマンと人間ドラマの両立した素晴らしい作品。大人が楽しめる小説を探している方には本当におすすめです。
2026年06月01日
松本清張という名前は何度も聞いたことがあるのに、実は著者がどんな人生を歩んできたのか全く知りませんでした。この本を手に取ったのは、そういう基本的なことを知りたいという素朴な好奇心からです。 読み始めてみると、想像以上にドラマチックな人生だったんですね。貧困から這い上がり、40歳を過ぎてから文壇デビューするなんて、今の私たちからすると考えられません。でも逆に、そういう逆境の中で培われた粘り強さや観察眼が、彼の作品を生み出す力になったのかもと思うと納得できます。 新書という気軽に読める形式も良かったですし、著者の筆運びも読みやすく、グイグイと引き込まれました。昭和という時代背景も丁寧に描かれているので、単なる人物伝というより、時代そのものを味わう感覚で読むことができます。松本清張の作品をもっと読みたくなってしまいました。知っているようで知らなかった偉人の素顔を知る、そういう楽しさが詰まった一冊です。
2026年06月01日
ミス・ユニバースの公式栄養コンサルタントが書いた本ということで、期待を込めて手に取ってみました。確かに、一般的なダイエット本とは違う視点で、栄養学的なアプローチが丁寧に説明されているのは良いポイント。食べるべき食材や避けるべき習慣について、具体的で実践しやすいアドバイスが詰まっています。 ただ、正直なところ、特別に目新しい内容というわけではないんですよね。基本的な栄養バランスや生活習慣の改善について書かれた本は世の中に山ほどあるので、「これだ!」というような突破口を求めている人には物足りないかもしれません。 それでも、ミス・ユニバースのような一流の美女たちを支えてきた専門家の知見が、比較的わかりやすくまとめられているのは価値があります。気軽に読めるし、日々の食生活を見直すきっかけにはなるはず。主婦として家族の健康管理を意識する身としては、参考になる部分もありました。無理なく続けられるダイエットを探している人に、さらっと読んでみる価値はある一冊だと思います。
2026年05月06日
映画好きな人と家族の絆を描いた作品ということで、つい手に取ってしまいました。父と子の関係が映画を通じて変わっていく様子は、読んでいて温かい気持ちになれますね。 ただ、正直なところ、ストーリーの展開が予想の範囲内に収まってしまった感があります。映画への愛情と家族問題というテーマ自体は素敵なのですが、もう少し予想外の転機や深い葛藤があってもよかったかなと思いました。 それでも、映画の面白さについて語るページは本当に楽しく読めます。映画好きなら共感できる部分も多いでしょう。家族との時間を大事にしたい年代の私たちにとって、読んでいて「映画を一緒に見たい」という気持ちにさせられるのは素敵だと感じました。 気軽に読める文庫本としては良い選択肢だと思います。映画に興味がある方や、家族ものが好きな方にはおすすめできる一冊ですよ。
2026年05月06日
直木賞受賞作ということで手に取ったのですが、本当に素敵な一冊でした。江戸の淀んだ川沿いに暮らす人々の日常を描いた連作短編集なのですが、どの話も人間のちょっと複雑で切ない部分をうまくすくい上げているんです。 大隅屋六兵衛と四人の妾たちの話など、一見すると地味で地の底みたいな人生なのに、読んでいるとそこにはちゃんと愛があったり、意地があったり、ユーモアがあったりするんですよ。登場人物たちがみんな「誰の心にも淀みはある」という冒頭の言葉そのものの存在で、それが妙に親近感を呼びます。 文章も気持ちよく、江戸の空気感や貧しい長屋での暮らしがありありと伝わってきます。難しい表現はなく、するすると読めるのに、読み終わるとなんとも言えない柔らかい感動が残る。主婦目線でも共感できる部分がたくさんありました。直木賞を取った理由がよくわかります。大人が楽しむ人情小説として、本当におすすめです。
2026年05月06日
テレビでもよく見かける杉村太蔵さんが投資について書いた本ということで、どんな内容なのか気になって手に取ってみました。正直、投資なんて難しそう…というのが最初の印象だったんですが、この本は本当に読みやすくて驚きました。 「骨太の方針」という政府の経済政策から株を選ぶという考え方が面白くて、なぜそれが重要なのかが丁寧に説明されています。著者が実際に投資で成功している実例を交えながら説明してくれるので、抽象的な理論だけじゃなくて説得力がある。忙しい家事の合間に読んでも頭に入ってきやすい文体なのが嬉しいです。 特に「社会問題を解決できる企業は伸びる」という視点は、なんだか応援したくなるような感覚で、投資を単なるお金儲けじゃなくて社会貢献の側面から考える新しい視点をもらった気がします。具体的な銘柄も22個紹介されているので、これから投資に興味を持ち始めた人にとってはいいスタートラインになると思います。堅苦しくなく、気軽に投資について学べる一冊でした。
2026年05月06日
ハリー・ポッターシリーズの第3巻、文庫新装版で改めて読み直しました。子どもたちにも人気の作品ですし、この機会に一気読みしようと思ったんです。 物語としては、登場人物たちの人間関係がより複雑になり、前作までとは違う深さが出てきた印象です。ルーピン先生の登場で学園の雰囲気も変わりますし、ハリーの周囲で起きる事件の連鎖も興味深い。ただ、正直なところ、この巻でなければいけない理由が少し曖昧に感じてしまいました。 翻訳も読みやすく、文庫版のページ数も手頃で、休憩時間にちょうど良く読める長さです。物語の伏線の張り方は上手いのですが、個人的には次の展開への橋渡し的な存在になってしまっているような…そんな感じでしょうか。 シリーズ全体を通して読むなら欠かせない一冊ですが、この巻単体で評価すると、可もなく不可もなく、という印象になってしまいます。引き続きシリーズを追いかけてみる予定です。
2026年05月06日
ゴーストハントの愛蔵版、ついに最終巻まで来ました。シリーズを追ってきた身としては、やはり決着が気になるところ。新しいマイホームを舞台にした怪現象、特に鏡や腐臭といった不気味な要素は、ホラー好きならドキドキさせられると思います。 ただ、正直なところ今巻は少し肩透かしを食らった感じです。これまで丁寧に積み重ねられてきた謎解きの手さばきが、最終巻でやや駆け足になってしまった印象。怪現象の数々が次々と出てくるわりに、その繋がりや解釈が曖昧に感じられるところがあって、腑に落ちない部分が残りました。 収録されている幻の続編「悪夢の棲む家」や小野不由美さんの書き下ろしあとがきも良い試みですが、本編の盛り上げを補うまでには至らなかったかな…。シリーズファンなら読まずにはいられないと思いますが、完成度という点では少し期待と異なる着地だったというのが正直な感想です。気軽に読書を楽しむ身としては、もう少しスッキリした終わり方を望んでいました。
2026年05月06日
昭和初年の銀座を舞台にした、百貨店での仕事を通じた成長物語です。主人公の翠が憧れの職場で奮闘する姿は、読んでいて励まされるような心地よさがありました。 広報誌の編集という仕事の中で、売り場の秘密や人間関係のドラマが紐解かれていく構成は工夫されていて、時代背景も相まって雰囲気が良く出ています。翠のコラム執筆を通じて百貨店の様々な側面が見えるという、物語と舞台設定がうまく合致しているなと感じました。 ただ、各エピソードが短編的で、全体としてやや散漫な印象は拭えません。「売り場荒らしの正体」や「百貨店の怪談」など気になる要素があっても、物語全体への深い波及を感じにくいというか。もう少し翠の個人的な成長や周囲との関係の変化が丁寧に描かれていたら、もっと引き込まれたと思います。 日常生活で時間をかけてゆっくり読むぶんには心地よい本です。気軽に楽しむ読書におすすめですが、深く心に残る作品を求める方には物足りないかもしれません。
2026年04月05日
食卓を舞台にした短編集ということで、家事に携わる身として興味を持って読み始めました。料理を通じて人間関係の繋がりを描いているというコンセプトは素敵だなと感じます。 実際に読んでみると、どの話も確かに温かみはあるのですが、正直なところ、どれも似たようなトーンで展開していくので、途中で少し飽きてしまいました。短編集なので、もっと話ごとにバリエーションがあってもよかったかなと思います。 ただ、「ひとり暮らし初心者の娘に伝授される母のグラタン」の話や「前妻が残していたレシピブック」といった設定は、いろいろなことを考えさせられるエピソードで、そういった部分は丁寧に描かれていて良かったです。 家事をしながら、ちょっと一息つきたいときに読むような本という感じでしょうか。特別な感動があるわけではないけれど、読んだ後にほんわりとした気持ちになれる一冊です。家族との食卓を大切にしたくなる、そんな本でした。
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