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異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する20 〜レベルアップは人生を変えた〜

異世界でチート能力を手にした俺は、現実世界をも無双する20 〜レベルアップは人生を変えた〜

美紅 / 桑島 黎音 KADOKAWA 2026年3月19日

感想

シリーズ20巻目にして勢いが落ちるどころか、むしろ加速してるのがヤバい。この作品の最高の魅力は、異世界での無双感と日常の学園生活のバランスが絶妙な所だと思うんですけど、今巻はそれが完璧に機能してる。 年末年始のトラブルから新学期へと場面が移る流れが気持ちいいし、局長の隠岐日輪子が教師として登場するくだりは笑いあり、緊張感ありで最高。バレンタインデーのエピソードも、単なるラブコメじゃなくて物語全体に深く関わってくるのが良い。 ただ、なんといっても《賢者》の登場からの展開がやばい。異世界から現世に降臨する敵キャラとして、これまでの敵以上の脅威度が感じられて、物語として新しい段階に入った感があります。「世界の破滅」って言葉が重く響く。 20巻まで来ても新鮮な驚きがあるのは、構成が本当に上手いからだと思う。次巻が気になって仕方ない。