読書日和の本棚
粉瘤息子都落ち択

粉瘤息子都落ち択

更地 郊 集英社 2026年2月5日

感想

マジで面白かった。この本、タイトルからしてなんか変だし、内容説明読んでも「え、これ何?」って感じだったんだけど、読み始めたらハマった。 主人公が引きこもってスト6やってマウンテンデュー飲んでるっていう、めっちゃ地味な日常が描かれてるのに、なぜか引き込まれちゃう。パワハラで退職して実家に帰らなきゃいけないのに帰れないっていう、なんとも言えない微妙な緊張感が常にあるんだよね。友人の忍との関係も面白いし。 ぶっちゃけ文学賞作品とか普段読まないんだけど、これはライトノベルとか漫画と違う面白さがある。地の文が自然だし、底辺青春小説って説明の通り、派手じゃないけど心に残る感じ。自販機での日常とか、メンクリとか、リアルな空気感がいい。 高専の勉強で疲れた時に読むのに最適。重くもなく軽くもなく、普通の感覚で読める。マジでおすすめ。