文子の本棚
感想

SNSで話題になっていたので、どんな本なのか気になって手に取ってみました。 著者の虚弱体質に関するエッセイなのですが、読んでいて感じたのは、世代の違いというか、価値観の違いですね。若い世代が感じる生きづらさや葛藤は確かに大変なんだろうと思いますが、同じくらいの年代の私からすると、ちょっと距離を感じてしまいました。 面白い視点や工夫された表現もあって、クスリと笑える部分もあります。ただ全体を通してみると、個々のエッセイは短くて読みやすいんですけど、通して読むと少し単調に感じてしまいました。 体力のない自分に向き合う著者の姿勢は誠実で好感が持てるのですが、それでもやはり「可もなく不可もない」というのが正直な感想です。得られるものもあれば、ちょっと物足りなさも残る。気軽に読むには悪くない一冊ですが、わざわざ手に取る必要があるかと言われると、微妙かな、という感じですね。

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