文子の本棚
ブレイド&バスタード6 -冒険者達の凱歌ー

ブレイド&バスタード6 -冒険者達の凱歌ー

蝸牛くも / so-bin ドリコム 2026年3月10日

感想

孫からすすめられたシリーズ本でしたが、ここまで面白いとは思いませんでした。迷宮を舞台にした冒険ファンタジーというと、若い人向けかと勝手に思い込んでいたのですが、キャラクターたちの葛藤や成長物語として読むと、年を重ねた私にもぐんぐん引き込まれてしまいます。 今巻では主人公たちが新しい危機に立ち向かう様子が描かれていますが、仲間との信頼関係がしっかり描かれているところが素敵です。パート勤務の傍ら気軽に読んでいるのですが、続きが気になって仕事から帰ってくるとついつい手に取ってしまいます。登場人物の個性的なキャラクターも魅力で、毎日いろいろな背景を持つ人たちと接する楽しさがあります。 これまでのシリーズを読み重ねてきたからこその満足感もありますし、そういう意味でも人気の理由がよくわかりました。冒険小説としての興奮と、人間関係を描く細やかさのバランスが取れた良い一冊だと思います。