本男の本棚
異世界ウォーキング 13 〜魔物の国ハイカル編〜

異世界ウォーキング 13 〜魔物の国ハイカル編〜

あるくひと / ゆーにっと KADOKAWA 2026年4月10日

感想

シリーズ13巻目ということで、どこまで面白さが続くのかちょっと心配しながら手に取ったんですが、いやはや、まだまだ楽しめますな。 魔物の国という新しい舞台設定が加わることで、これまでとは違う雰囲気が出ていて飽きさせない。主人公たちが未知の地へ進むにつれて、物語も層が厚くなっていく感じがしていい。特にクリスの母親の行方という伏線と、呪いで封鎖された土地という設定が上手く絡み合っていて、先へ先へと読み進めたくなりました。 キャラクターの関係性も時間をかけて育てられてきたから、今巻での掛け合いにも味がある。年甲斐もなく、こういった異世界冒険譚にハマってしまうのは、登場人物たちへの親愛の気持ちがあるからなんでしょう。 シリーズ物だからこれまでの流れを知っていることが前提ですが、この巻単体でも十分に世界に引き込まれます。次がどうなるか気になってきましたよ。気軽に楽しめて、なおかつ奥深さもある。自営業で忙しくても、寝る前にちょっと読むには丁度いい塩梅です。

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