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医療Gメン氷見亜佐子 臨床利権

医療Gメン氷見亜佐子 臨床利権

本城 雅人 集英社 2026年2月20日

感想

医療現場の裏側に隠された不正を描くシリーズということで、興味を持って読み始めました。主人公の氷見亜佐子が医療監視員として、ワクチン治験をめぐる疑惑を追っていく展開は、とても引き込まれます。 公務員として働いていると、行政の中にも様々な利権や圧力が存在することを感じることがあります。その現実感が、この小説の世界観と重なって、より一層リアリティを感じながら読むことができました。コロナやインフルエンザといった、私たちの生活に身近なテーマを扱っているのも好印象です。 ストーリーの進め方も気持ちよく、登場人物たちのやり取りも自然で楽しめます。医学的な知識がなくても理解しやすいように書かれているので、気軽に読み進められるのが嬉しい。シリーズ第3弾ということで、既に世界観が確立されているせいか、スムーズに物語に入り込めました。疑惑や謎が解き明かされていく過程の面白さは、まさにこのシリーズの醍醐味だと思います。 仕事の合間に読むのに最適な一冊。次の展開も気になります。

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