仕事が忙しくなると、いつもやることが溜まってしまう癖がついていたので、思い切って手に取ってみました。 正直なところ、ビジネス書は敷居が高いと思っていたのですが、このワークブックは本当に実践的です。朝昼夕方という日常のリアルなシーンごとに、困りごとへの対策が書かれているので、自分の生活にすぐに応用できる感じがします。スケジュール帳の活用方法も、難しくなくて良いですね。 公務員として締め切り管理は重要なので、この手の本は避けてきたのですが、読んでみると案外楽しめました。ワークブック形式なので、読むだけじゃなく実際に書き込みながら進められるところも気に入っています。完璧を目指すのではなく、「自分のペースで改善していく」という雰囲気が、肩の力を抜いて取り組める感じで良かったです。 今のところ、提案されている方法をいくつか試してみていますが、確かに余裕が出てきた気がします。まだ習慣化までは至っていませんが、このペースで続けていこうかなって思います。
最近登録された他の本の感想
2026年07月17日
仕事で疲れた帰りの電車で、ふと手に取った一冊です。世界中の人との出会いを通じた短編集というコンセプトに惹かれて。 読み始めたら、本当に引き込まれました。名もなき人たちの言葉って、妙に心に響くんですね。公務員という安定した職にいながらも、時々「このままでいいのかな」と思う自分の気持ちに、ぐさぐさっと刺さる言葉ばかり。ドイツ人の「許すのは相手のためじゃなく、自分の人生を支配させないため」という言葉なんて、読んだ瞬間ハッとしました。 何より良いのは、気軽に読めるということ。短い話ばかりだから、通勤時間や休み時間にちょっと開いて、その日一つの言葉を心に留めて過ごせる。大げさなハウツー本じゃなく、日常の中で出会った言葉たちが、こんなにも人生を考え直すきっかけになるんだって改めて感じさせてくれます。窮屈な日常を少しほぐしてくれる、そんな一冊でした。
2026年07月13日
江戸情緒あふれる舞台で繰り広げられる仇討の物語。直木賞受賞作ということで期待を膨らませて読み始めたのですが、正直なところ、想像していたのと少し違う印象でした。 仇討という劇的なテーマは惹かれるし、木挽町の芝居小屋という舞台設定も素敵です。登場人物たちが皆、世の中で居場所を失った人ばかりというところも、人間ドラマとして面白い要素だと思います。ただ、読み進める中で、どうしても「もっとこうだったら」という引っかかりが残ってしまいました。 構成や描写は丁寧で、さすが受賞作という完成度は感じるのですが、私の心にぐっと来るような深い感動や意外性までは届きませんでした。それでも山本周五郎らしい人間情愛のあたたかみはしっかり感じられて、仕事のストレスで疲れた日の読み物としてはちょうどいい気持ちで読み終えることができました。 もう一度読み返したいほど傑作とは言えませんが、気軽に楽しむ歴史冒険小説としては、普通に面白い一冊だと思います。
2026年06月24日
高校野球小説というと、どうしても選手目線のものが多いと思っていたけれど、この作品は親の視点からその世界を描いているんですね。母親・秋山菜々子が息子の夢を応援するために大阪に移住するというストーリーに、最初は少し意外性を感じました。 読み進めてみると、息子の成功を後押ししたいという母親の気持ちと、実際に直面する現実のギャップが丁寧に描かれていて、とても引き込まれました。親として子どもの夢にどう向き合うのか、その葛藤と覚悟が、真摯に、時にはユーモアを交えて表現されているんです。公務員をしながら仕事と家庭の両立を考えることが多い自分にとって、とても他人事とは思えない部分が多くありました。 甲子園という大きな目標に向かって、母子で一緒に歩んでいく過程。その中での小さな喜びや悔しさ、親として揺らぐ心情。こういう「生きることの屈託」を感じさせてくれる小説は、気軽に楽しみながらも、心に残るものがあります。新しい切り口の野球小説、ぜひ多くの人に読んでほしいです。
2026年06月15日
本屋大賞ノミネート作という触れ込みに惹かれて手に取ったのですが、正直なところ期待と現実のギャップに戸惑ってしまいました。 バレエの世界を舞台にした長編とのことで、『蜜蜂と遠雷』のような表現者の葛藤や成長が描かれるのかなと想像していたんです。確かに構想・執筆に10年をかけたというだけあって、バレエの技術的な描写や舞踊の奥深さについては丁寧に紡ぎ出されています。ただ、その丁寧さが時に冗長に感じられてしまい、登場人物たちの思いや対立がどうしても頭に入ってきにくかったんですよね。 公務員という日々の業務が忙しい身からすると、気軽に読める小説を求めているのに、ページをめくるたびに「理解しなければ」というプレッシャーを感じてしまって。もう少し読者を引き込む工夫があれば、この濃密な世界観ももっと輝いたのではないかなと思います。悪い作品ではないんですが、私との相性がいま一つだったというのが正直な感想です。
2026年06月14日
不登校という重いテーマながらも、どこか温かみのある作品だなという印象です。おばあちゃんとの関係性、「魔女修行」という名目で自分で決めることの大切さを学ぶ過程は、誰もが共感できる内容だと思います。 ただ、正直なところ物語としては予想通りの展開が多く、特に驚きや新しい発見を感じることはありませんでした。公務員という決まった生活をしている自分としては、もっと心を揺さぶられるような何かが欲しかった気がします。 それでも最後までスッと読めるので、何か心がモヤモヤしているときに手に取るには良い一冊かもしれません。並録の「渡りの一日」も含めて、そっと背中を押してくれるような優しさがあります。通勤時間の合間に読む本として、悪くない選択肢だと思います。
2026年06月14日
毎日デスクワークで疲れた脳をリセットしたくて、気軽に読める猫マンガを探していたときにこの本を見つけました。 ケダマ、クーちゃん、テツオの三匹がそれぞれ全然違う性格で、その組み合わせが本当に面白い。マンガ家さんの日常に次から次へと巻き起こる猫たちの奇想天外なエピソードは、思わず吹き出してしまうものばかり。仕事中に邪魔しに来たり、寝ている飼い主さんをモミモミしたり、そういう何気ない日常の一コマが、こんなに素敵に描かれているんだなって改めて感じました。 連載で既に知っていた部分もありますが、本書にしか載っていない描き下ろしもあるし、何より単行本で一気読みするとストーリーの繋がりが見えてきて、より一層面白さが増します。公務員の仕事の合間に、ほっこりとした気持ちになれる一冊として大活躍中です。猫好きはもちろん、日常のちょっとした癒しを求めている人にも本当におすすめできます。
2026年06月11日
職場の同僚がムーミンの話をしていて、ふと「大人になってから読んでみたいな」と思ったんです。そこで見つけたのがこのBOXセット。80周年記念という特別感に惹かれて、思い切って購入しました。 実際に手に取ると、BOXのデザインがもう素敵で。トーベ・ヤンソンのさし絵があしらわれていて、眺めているだけで心が温かくなります。子どもの頃に読む絵本とは違う、大人向けの世界観がきちんと構築されているんだなと感じました。 公務員の仕事で疲れた日、ムーミンの世界にほっと浸る時間がこんなに心地よいとは。戦争中に書かれたという背景も知ると、こんな優しい物語が生まれた経緯って本当に素敵だなって思うんです。全9巻あるので、これからゆっくり時間をかけて読む楽しみもある。気軽に、でもしっかり楽しめる、そんな相棒になりそうです。
2026年06月11日
図書館の新着コーナーで見つけた時、表紙の不思議な世界観に惹かれて手に取りました。公務員の日常業務で疲れた頭をリセットするのに、これ以上ない一冊でしたね。 猫たちとの関係性を描きながら展開する、奇想天外なストーリーラインが素晴らしい。最初は「どういう話なの?」と戸惑いながら読んでいたのですが、読み進むにつれて引き込まれていきました。隠者ハングというキャラクターの設定も秀逸で、彼と猫たちの奇妙な共生関係がこんなに面白いものになるとは予想外でした。 文庫版というのも手軽でいいですし、仕事の休憩時間や通勤時間にちょうど良いペースで読める長さです。SF的な要素と不思議なファンタジー要素が絶妙にブレンドされていて、毎日が同じことの繰り返しの公務員生活に小さな冒険をくれた気がします。 世界観の作り込みや、予想の斜め上を行くプロット展開も心地よく、心がくすぐられるような読み心地。肩肘張らずに楽しめる良質なエンタメ小説を探している人には、本当におすすめしたい一冊です。
2026年06月11日
前作が好きだったので、続編の『成瀬は信じた道をいく』をさっそく手に取りました。期待以上の面白さです! 成瀬という個性的なキャラクターに次々と絡んでくるいろんな人物たち。小学生ファンから受験生の父親、クレーマー主婦、観光大使志望の女子大生……こんなにバラバラな視点から成瀬という一人の人間が描かれるのって、すごく新鮮でした。公務員としてルーティンの多い日常を過ごしているからか、こういう予測不能な人間模様って本当に心がときめきます。 5篇の短編集という構成もいいペース配分で、通勤時間や休憩時間にちょうどよく読める。それぞれの話が独立しながらもつながっていく感じも、読んでいて「あ、あの人が!」と小さな喜びがあります。 最後の失踪設定はもう、もう気になってしょうがない。続きがあるのかな……?どちらにしても、これからも成瀬という人物を追っていきたくなる一冊です。楽しませてもらいました。
2026年06月09日
松本清張賞受賞作ということで手に取ったのですが、期待以上の面白さでした。 主人公の小石が不倫調査ばかり請け負う探偵というユニークな設定がいいですね。ミステリオタクなのに現実はそうじゃないというギャップが可笑しくて、ページをめくる手が止まりません。一見すると日常的な浮気調査の話かと思いきや、後半で一気に真相が反転します。 何が良かったって、ミステリの構成がほんとに綺麗なんです。散りばめられた伏線が最後にきちんと回収される快感。公務員という日々ルーティンの仕事をしている身としては、小石が地道に調査をこなす姿勢にも共感できました。 相談員の蓮杖とのやり取りも素敵で、淡々とした会話の中に信頼関係が見えるのがいいんですよ。タイトルの「恋しない」という言葉の意味も作品を読み終わった時により深く感じられました。 気軽に読める軽さがありながら、ちゃんと本格ミステリの満足度も得られる。通勤時間に読むのに最適な一冊です。続編もぜひ読みたい。
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