penの本棚
幸せにならなくたっていいんだよ

幸せにならなくたっていいんだよ

ひすいこたろう ディスカヴァー・トゥエンティワン 2025年10月24日

感想

仕事のストレスで、いつの間にか「こうあるべき」という窮屈な考え方に囚われていたのに気づかされた一冊です。 著者は、私たちが追い求めている「幸せ」の多くが、実は世間一般や親世代から刷り込まれた「思い込み」に過ぎないと指摘します。そして、その思い込みを手放すことで、すでに身の周りにある幸せに気づけるようになると教えてくれます。 特に響いたのが、「99%の幸せはすでにそこにある」というメッセージ。39年生きてきて、完璧を目指すあまり目の前の小さな喜びを見落としていたのかもしれません。エッセイ形式で読みやすく、一つひとつの章が短いので、忙しい日常の中でも少しずつ読み進められました。 ただし、内容としてはやや理想的な側面が強く、実際に思い込みを手放すことの難しさについてはもう少し掘り下げてもいいのかなという気がします。それでも、固くなった心をほぐすきっかけになる良い本だと思います。