近藤の本棚
波動使いの書 本編・資料編

波動使いの書 本編・資料編

江口達也 ヒカルランド 2026年1月29日

感想

科学的根拠を重視する職業柄、この本には正直なところ懐疑的になってしまいました。「波動」という概念自体が曖昧で、文字を書くだけで特別な力が働くというメカニズムの説明が不十分です。著者の主張を理解しようと努めましたが、検証可能な証拠や論理的な構築が欠落しているように感じられました。 本編と資料編の構成は工夫されているものの、資料編も同じ前提に立った内容ばかりで、批判的な視点や反論の検討がありません。エンジニアとして問題解決を日々行う身としては、こうした一方的な主張には違和感を拭えませんでした。 完全な否定ではなく、心理的な効果やプラシーボ効果として文字を書く行為が有益なら、その旨を科学的に説明してくれれば納得できたと思います。期待値が高かった分、残念さが残りました。特にビジネス書やハウツー本を好む読者には、もっと実証的な内容をお勧めします。

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