健太の本棚
感想

遠藤周作の代表作ということで手に取ってみました。信仰と疑い、そして沈黙というテーマについて真摯に向き合った作品ですね。 キリスト教史上の重い題材を扱っているので、最初は構えながら読み始めたのですが、意外とページは進みました。主人公の葛藤の描き方は丁寧で、信仰とは何かという問いに対する著者の問題提起は読んでいて考えさせられます。 ただ、率直に言うと、深く心を揺さぶられるほどの感動には至りませんでした。テーマ自体は非常に興味深いのですが、宗教観の強さが前面に出ているせいか、信仰に距離がある自分にとっては少し遠い存在に感じてしまいました。 それでも、この作品を読んでいると、人生で何かを信じることの難しさや、葛藤しながらも前に進もうとする姿勢の大切さは伝わってきます。フリーランスとして自分の道を進む上で、共鳴する部分もありました。 気軽に読める一冊ではないですが、時間をかけて味わう価値はあります。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ