健太の本棚
あさきゆめみし(7)

あさきゆめみし(7)

大和 和紀 講談社 2001年7月31日

感想

文庫版で改めて手に取ると、やっぱり大樹中のマンガ化って凄いなって感じます。源氏物語なんて古典中の古典なのに、1600万部って数字の重みがちゃんと伝わってくる。7巻は物語も佳境に入ってきて、キャラクターたちの運命がしっかり絡み合ってくるのが面白い。 フリーランスって時間に融通があるから、こういう長編作品をじっくり追える環境にあるのは恵まれてるなと思います。統一デザインの文庫化ということで、保存版として手元に置いておきたい気分もよくわかる。古典の難しさを漫画という表現で上手く噛み砕いてくれるから、気軽に読み進められるのが何よりの魅力。 それぞれのキャラが置かれた立場や心情がちゃんと描かれてるから、平安貴族の世界観への没入感も自然。いい意味で「ページをめくる手が止まらない」ってやつです。全巻揃えたくなる気持ちがよく理解できます。

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