健太の本棚
十角館の殺人 <新装改訂版>

十角館の殺人 <新装改訂版>

綾辻 行人 講談社 2007年10月1日

感想

昔から話題に上る新本格ミステリの傑作ということで、ようやく手に取ってみました。孤島の十角館に集められた大学生たちが次々と殺されていくという、いかにも王道なシチュエーション。でも、その王道を徹底的に突き詰めたような面白さがあるんです。 フリーランスの仕事の合間に読み進めていたんですが、気がつくと一気読みしていました。謎解きというより、登場人物たちの会話や関係性の変化を追いながら、次々と降りかかる事件に翻弄される感覚が心地いい。そして何より、終盤の仕掛けの大きさに驚かされます。こういう予想外の転換が用意されていたのか、という衝撃。 新装改訂版ということで、現代に合わせた読みやすさもあるんだろう。35年以上前の作品とは思えないほど色褪せていない。ミステリ好きなら必読ですし、ミステリをあんまり読まない人にとっても、この面白さは十分伝わると思います。良い時間を過ごせました。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ