裕子の本棚
永年雇用は可能でしょうか(6)

永年雇用は可能でしょうか(6)

梨川 リサ / yokuu / 烏羽 雨 講談社 2026年4月30日

感想

このシリーズも第6巻まで来たのですね。雇用制度をテーマにしたマンガということで、最初は少し難しいのではないかと心配していたのですが、良い意味で裏切られました。 図解と会話のやり取りを通じて、複雑な労働問題が実に分かりやすく描かれています。私自身、嘱託社員として働いているので、登場人物たちの悩みや疑問が他人事とは思えません。特に、キャリアの不安定さについての話は、じっくり考えさせられました。 マンガという媒体だからこそ、堅い理論も親しみやすく、つい続きが気になってしまいます。年配の世代にとっても、若い世代にとっても、現在の雇用環境について改めて考える良い機会になるのではないでしょうか。 これまでのシリーズを読んでいなくても楽しめますが、順を追って読むことでより深い理解が得られると思います。社会的なテーマを扱いながらも、エンタメ性を失わない作り込みに感心しました。多くの人に手に取ってもらいたい一冊です。

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