読書日和の本棚
感想

図書館で見かけて、ベストセラーだし読んでみるかって軽い気持ちで借りたんですよ。正直、エッセイとか随筆集は得意じゃないタイプなんですけど、これはマジで面白かった。 有名な作家・佐藤愛子さんのことを、その娘さんの視点から描いてるんだけど、親子関係の話ってどこの家庭でもあるあるな部分と、文士ならではの変人ぶりが絶妙に絡み合ってて。ていうか、自分の親のワガママに付き合わされた話とか、思わず笑っちゃいました。 何がいいのかって、単なる親孝行エッセイじゃなくて、年を取って記憶が失われていく親と、それでも向き合おうとする娘の関係が、すごく愛情的で切実に感じられるんです。おばあちゃんが102歳になっちゃった現在と、昔の思い出のギャップがさらに沁みてくる。 高専生だから文学系の本は読まないやって思ってたけど、こういうエッセイもいいんだなって発見になりました。軽く読める文章なのに深い。超オススメです。

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