えみの本棚
憂鬱でなければ、仕事じゃない

憂鬱でなければ、仕事じゃない

見城 徹 / 藤田 晋 講談社 2013年6月21日

感想

フリーランスという立場で、仕事のストレスや意思決定について考える機会が多いため、手に取ってみました。見城徹と藤田晋という業界の実力者ふたりの対談形式で、仕事への向き合い方や覚悟について述べられています。 正直なところ、期待値と現物にはギャップを感じました。「憂鬱でなければ仕事じゃない」というキャッチーなタイトルの割には、内容は比較的オーソドックスなビジネス論。細部にわたる実践的なアドバイスというより、心構えや哲学寄りのメッセージが中心です。 ふたりの「極端さ」や「本気度」についての言及は刺激的ですが、フリーランスの私からすると、彼らが組織内で成功した経験則が前提となっているせいか、個人事業主にそのまま応用できる知見は限定的に感じられました。 とはいえ、仕事に対する姿勢をリセットしたい時期に読むなら、背中を押してくれる一冊ではあります。ただし、新しい視点や具体的なテクニックを期待するなら、他の著作を検討した方が無難かもしれません。

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