てつの本棚
皇帝の一人娘 17

皇帝の一人娘 17

RINO / YUNSUL KADOKAWA 2026年5月2日

感想

17巻まで続いているシリーズだけあって、もう登場人物たちへの入れ込み方が半端ないです。アリアドネのキャラクターが本当に魅力的で、講和会議という重い場面でも彼女の機転と勇気で状況を切り抜けていく様子は爽快感がありますね。教育現場でも感じることですが、困難な場面こそ一人の人間の判断と行動がどれだけ大きな影響を持つか、ということが描かれていて引き込まれました。 何より今巻では第六皇子事件の真相が明かされるということで、これまでモヤモヤしていた部分がスッキリします。複雑に交錯する立場や想いというのが、このマンガの面白さの核なんだと改めて感じました。恋愛要素や政治的なドラマが自然に絡み合っていて、大人が読んでも十分に楽しめる作品です。 ただ、重い話が続くので読んでいて精神的にちょっと疲れる部分もあります。でも、だからこそ次が気になって仕方ない。続きが早く読みたくて、次巻の発売を待ち遠しく感じているほどです。

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