文子の本棚
転生王女と天才令嬢の魔法革命13

転生王女と天才令嬢の魔法革命13

鴉 ぴえろ / きさらぎ ゆり KADOKAWA 2026年2月20日

感想

シリーズの完結ということで、娘に勧められて13巻まで一気に読み進めてしまいました。魔法や異世界の話は年を取ってからの方が気軽に楽しめるのかもしれませんね。 二人の少女が力を合わせて新しい都市を作り上げていく様子は、やはり素直に応援したくなります。途中登場人物も多くなりますし、関係性も複雑になっていきますが、そこまで無理なく読めました。ただね、13巻ともなると、既に出た話の焼き直しみたいな部分もありまして、正直「またこのパターンか」と思うことが幾度かありました。 でも最後の大団円はやっぱり気持ちいい。若い人たちの夢に満ちた言葉を読むのは、この年になっても悪くありません。人生経験が増えている分、キャラクターたちの成長の意味が余計によく分かる。そういう味わい方ができるのは、遅めに長編シリーズを読む醍醐味かな。 完成度としては及第点ですが、最後まで見守りたくなるお話でした。

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