文子の本棚
感想

孫が毎年春になると花を育てるようになったから、自分も何か読んでみようかなと思って手に取った一冊です。著者が園芸家の日常を月ごとに綴ったエッセイなんですが、これがもう、本当に素敵な本ですよ。 チャペックという人、聞いたことがなかったけれど、植物に向ける眼差しがね、本当に優しくて温かい。毎月の庭仕事の話なのに、ただの実用的な情報じゃなくて、園芸を通じて人生を考えるような深さがあるんです。それなのに難しくなくて、むしろ軽やかで楽しい。そこが素晴らしい。 文庫本だから手軽に読めるし、一月から十二月まで季節順に読むのもいいし、気になった月から読んでもいい。パートの帰りに、お茶しながらちょっとずつ読むのにぴったりです。孫と一緒に庭を眺めるときに、こういう見方もあるんだなあって気づかせてくれる本になりました。庭いじりをしている方にはもちろん、そうでない方にも、ぜひ読んでもらいたいですね。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ