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セロ弾きのゴーシュ

セロ弾きのゴーシュ

アニメ-ジュ編集部 徳間書店 1982年12月1日

感想

久しぶりに宮沢賢治を読み返してみました。仕事で頭を使い疲れた週末に、短編ということもあって手に取ったんですが、これがもう本当に良かった。 セロという楽器と向き合うゴーシュという主人公の姿勢が、なんだか仕事をしている自分にも響くんですよね。完璧を目指して試行錯誤する過程、それでも前に進もうとする意志。コメディ要素もたくさんあって、読んでいて思わずクスッと笑ってしまう場面が多いのも魅力です。 賢治の描写は細かくて、動物たちとの関わりを通じて主人公が成長していく様子がとても自然。短編だから読みやすいし、何度でも手に取りたくなる温かみがあります。疲れているときこそ、こういう心がほっこりする作品って必要だなって改めて実感しました。エンターテインメント性と文学性のバランスが絶妙で、気軽に楽しみながらも深く考えさせられる。おすすめです。

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