読書メモの本棚
言語学と記号学

言語学と記号学

三浦つとむ 勁草書房 1977年7月1日

感想

最近、メディアでよく目にする「言語学」という学問について、ちょっと体系的に学んでみたいという興味から手に取りました。80年も生きていると、言葉というものがいかに複雑で奥深いものかが自然と理解できるようになるものですね。 この本は、言語学と記号学という隣接する学問領域を解説した入門書といったところでしょう。基本的な概念は押さえられており、言葉や記号がどのように機能するのか、その理論的な枠組みが示されています。ただ正直なところ、内容は決して読みやすいとは言えません。専門用語が多く、一度読み通すだけでは理解しきれない部分も多々あります。 今までエッセイや小説中心で過ごしてきた私にとっては、こうした学術書は新しい視点を提供してくれるのは確かです。しかし、もう少し具体例を交えた説明や、より平易な表現があれば、さらに入り込みやすかったのではないかと感じました。話題の学問領域にはアクセスできましたが、一読で腑に落ちるほどの満足感には至らなかったというのが、正直な感想です。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ