1巻がめっちゃ面白かったから、期待しながら読んだけど、2巻も期待を裏切らないクオリティでした。猫猫が後宮を出て花街に戻ってくるという展開自体が新鮮で、そこからどう話が展開するのか気になってたんですよね。 この巻では、事件が複数同時進行で起こっていて、最初は独立した事象に見えるんだけど、実は繋がってるっていう構成が上手い。各事件を追うたびに「あ、これってこういう繋がりだったのか」って気づけるのが爽快感あります。謎解きの面白さと人間関係の複雑さが両立してるのが良いなって思いました。 壬氏というキャラもさらに魅力的になってて、彼をめぐる人物関係図が複雑化していくのがワクワクします。羅漢というキャラも登場して、新たな緊張感が生まれてるし。 ただ、情報量が結構多いので、たまに「え、この人誰だっけ?」ってなる瞬間があったのは正直なとこです。だから満点ではなく4つですね。でも十分面白いし、続きが気になるレベルなので、3巻も買う予定です。
最近登録された他の本の感想
2026年06月12日
図書室で『沈黙』を手に取ったとき、正直なところ遠藤周作という作家のことをあまり知りませんでした。でも、レビューサイトでの評価がすごく高かったので、思い切って読んでみることにしたんです。 読み始めてすぐに引き込まれました。信仰について、苦悩について、これまで漫画やライトノベルではなかなか触れることのない深いテーマが丁寧に描かれていて、最初は少し難しいかなと感じたけれど、読み進むにつれて物語の世界に完全に入り込んでしまいました。 主人公の葛藤や苦しみが、とてもリアルで生々しく伝わってきます。簡潔な表現なのに、その奥行きの深さに何度も立ち止まってしまいました。宗教的背景がある程度必要ですが、人間の根本的な問題を問い直す作品として、信仰の有無に関わらず多くの人に読んでほしいと思います。 高専の勉強で忙しい時期でしたが、それでもこの本を読んだことで、世界の見え方が少し変わった気がします。慎重に本を選ぶ自分ですが、この作品に出会えたことは本当に良かった。
2026年06月11日
直木賞受賞作という評判を見かけて、正直なところ大人向けの難しい本じゃないかと心配しながら手にとってみました。でも読み始めたら、その心配は完全に吹っ飛びました。 ナオト、ダイ、ジュン、テツローの4人が月島で自転車で走り回る話なんですけど、これが本当に青春そのものなんです。14歳という設定も自分たちと近くて、彼らが感じている悩みや喜びがすごくリアルに伝わってきます。友情の尊さはもちろん、恋、死、暴力といった重いテーマも丁寧に描かれているのに、ぜんぜん暗くならないんですよ。むしろ爽快感がある。 高専に入ってから、小説をちゃんと読むことが少なくなってたんですけど、この作品はぐいぐい引き込まれました。キャラクター一人ひとりの個性もはっきりしてるし、ストーリーの展開も予想できません。何度も涙がこぼれそうになりました。 実は中学時代を思い出させてくれる1冊でもありました。あの時代にこんな本に出会えてたらなあって思うくらい。これからいろいろな年代に読んでほしい傑作だと思います。
2026年06月06日
シリーズ3巻目ということで、前2巻を読んでから挑みました。正直なところ、展開がどうなるか少し心配だったんですが、その懸念は杞憂でした。 リリィのキャラが相変わらず魅力的で、裁縫スキルを活かした活躍が見ていて気持ちいいです。新しいクモの糸「フロストスパイダーシルク」が登場することで、ストーリーに新しい風が吹き込まれた感じがします。前巻までのようにマンネリ化してないのが良かった。 ただ、王族が絡んだ揉め事の部分は少し複雑で、正直なところ全部を理解しながら読むのは大変でした。高専の勉強も忙しい身としては、たまに読み返さないと話の流れがわからなくなる瞬間があります。 それでも全体的には十分楽しめました。仲間が増えるとのことで、次巻への期待も高まります。ファンタジーとしての世界観の広がりを感じられて、続きが気になるってのは何より重要ですからね。次も読むつもりです。
2026年06月01日
本屋大賞受賞作ということで期待値が高かったんですが、読んでみると思ったより普通だった、というのが正直な感想です。 映画化も決まっているみたいだし、受賞作だから面白いはずと思って手に取ったんですけど、中盤までは設定がちょっと複雑で何度か読み返す部分がありました。高専の課題が多い時期だったので、そういう影響もあるかもしれませんが。 ストーリー自体は否定的じゃないです。登場人物たちの関係性の描き方は丁寧だし、終盤に向けてちゃんと盛り上がります。ただ、これまで読んだライトノベルや他の受賞作と比べると、特に心を掴まれるような瞬間が少なかった気がします。 賞をいくつも取ってるのは理由があるんだと思うし、純文学寄りの作品なので好みの問題かもしれません。実際に読んでみると、人によって評価が分かれそうな一冊だなと感じました。期待値を下げて読むと、また違う感想になるかもしれないですね。
2026年06月01日
正直に言うと、最初はこの本を選ぶのに結構迷いました。普段は漫画やラノベばかり読んでる自分にとって、短編集の文学作品って少し敷居が高く感じてたんです。でも直木賞受賞作というのと、書評サイトでの評判の良さに惹かれて思い切って読んでみることにしました。 結果として、この決断は大正解でした。各編で描かれる登場人物たちが、みんなお金では測れない何かのために必死に生きている姿が、本当に心に響きました。パティシエの話では才能に翻弄される主人公の葛藤が、難民支援の話では夫婦関係の複雑さが、それぞれ深く考えさせられます。 何より驚いたのは、難しい内容なのに物すごく読みやすいということ。流れるような文章で、一気に引き込まれてしまいました。高専の課題で忙しい日々の中でも、この本の世界観に浸ってしまうほどです。 人生観が変わるような大げさなことじゃないかもしれませんが、「大切なことって何だろう」って素直に考えられる本。迷ってる人にも自信を持ってお勧めできます。
2026年05月06日
シリーズの9巻目ということで、期待を持って手に取ってみました。これまで積み重ねてきた物語の流れがちゃんと続いているなという感じはします。 ただ、正直なところ、この巻は特に新しい展開があるわけでもなく、既存のキャラクターたちが予想通りに動く感じですね。エッセイ的な部分もありますが、そこまで深く掘り下げられているわけではないと思いました。 悪くはないんですよ。艦長のキャラクターは相変わらず魅力的だし、世界観の構築もしっかりしています。ただ、9巻まで来たからこそ、もう少し驚きや新鮮さがあってもいいんじゃないかなっていう気がします。 レビューで評判を確認してから読むタイプなので、高い期待で臨んでしまったのかもしれません。シリーズの流れを追うなら読む必要がありますが、この巻単独で何か特別な魅力があるかと言われると、微妙です。次巻で盛り返すことを期待してます。
2026年05月06日
木原音瀬の作品は前から気になっていたんですけど、この本はちょうど30周年記念という節目だったので思い切って手に取ってみました。 正直なところ、最初は「エッセイ集?」という感じで迷ってたんですが、実際に読んでみると短編小説と書き下ろしが組み合わさった構成になってるんですね。幻の掲載作品「ハッピーライフ」から始まる各作品は、どれも愛についての描き方がすごく繊細というか、ありきたりじゃない視点から描かれてるなって感じました。 何より良かったのが、漫画家陣のイラストが本文の雰囲気を上手く引き出してるところです。文章だけじゃなくビジュアルで「木原ワールド」が立体的に見えてくる感じで、理解しやすかったし没入感も高かったです。 第2巻ということで多少不安もありましたが、各編が独立してるので問題なく楽しめました。ちょっと大人っぽい内容もあるけど、高専生の自分でも十分刺さる表現や物語があって、読んで正解だったなと思います。
2026年04月11日
友人の強烈なすすめで、ついにONE PIECEの第1巻を読んでみました。正直なところ、ここまでハマるとは予想外でした。 まず驚いたのは、ルフィというキャラクターの魅力です。海賊王を目指すという明確な夢を持ち、その為に突き進む姿勢が本当に清々しい。純粋さと狂気のバランスが絶妙で、引き込まれてしまいます。序盤の冒険の描き方も丁寧で、世界観に自然と没頭できました。 ただ、最初は「本当に長期連載になるのか?」という不安がありました。でも1巻を読み終わると、その疑問は完全に吹き飛びました。尾田栄一郎の構成力は本当に秀逸です。登場人物たちが一貫性を持ちながらも、次々と新しい魅力を見せてくれます。 絵のクオリティも高く、アクションシーンは迫力満点。漫画としての完成度は申し分ありません。ただし、物語は確実に長くなるシリーズなので、「短編で完結する話が好き」という人には合わないかもしれません。 これからの巻を読むのが楽しみです。慎重派の僕が言うのだから、本当にお勧めできる作品だと思います。
2026年03月30日
# レビュー 最初はちょっと躊躇してました。だって経済小説とか、大人向けのビジネス系って難しいイメージあるじゃないですか。でも試しに読んでみたら、めっちゃ面白くて一気読みしちゃいました。 主人公の半沢が、理不尽な上司の支店長にされた責任を跳ね返そうと奮闘する話なんですけど、これが本当に爽快感がある。銀行とか融資課とか、正直よくわからない専門用語もいっぱい出てくるんですが、その知識がなくても全然大丈夫。むしろ、わからないながらもハラハラドキドキしながら読める感じが良いです。 何より魅力的なのは、半沢というキャラクター。新人時代の夢と今の現実のギャップに葛藤しながらも、決して諦めない姿勢が本当に格好いい。自分たち世代よりずっと上の世代の話なのに、「頑張ってることが報われてほしい」という気持ちが伝わってくるし、応援したくなります。 ライトノベルとはまた違う、大人の世界の厳しさと面白さがこの一冊に詰まってます。オススメです。
2026年03月23日
図書館での出会いから始まる青年とのストーリーということで、興味を持って読み始めました。藤子・F・不二雄への言及があるし、なんか深そうだなって思ってたんですよね。 実際に読んでみると、確かに世界観は独特で、登場人物たちの心理描写は繊細だと感じました。特に親子関係や、人とのつながりについて考えさせられる部分がありました。ただ、正直なところ、物語の進み方が自分には少しぴんとこないというか…。中盤以降、「警告」とか不思議な要素が入ってくるんですけど、そこの説明が曖昧に感じてしまって。 ライトノベルをよく読む僕からすると、もう少しテンポ感があったり、展開が明確だったりする方が好みです。ただ、評判も良いみたいだし、自分の好みと作品の質は別の話かもしれません。辻村深月さんの文章の丁寧さは伝わってきました。人によっては本当に好きになる作品だと思う。自分には合う合わないがあったってだけですね。
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