橋本 美月の本棚
感想

源氏物語の第5巻を読み終わりました。最近、古典を新しい形で読み直すのが流行っているってよく聞きますし、ついチェックしてみたのです。 この巻では玉葛や近江の君といった新しい登場人物たちが次々と現れて、人間関係が複雑に絡み合っていく様子が描かれています。平安時代の貴族社会の恋愛事情や家族関係って、本当に繊細で奥深いですね。髭黒と玉葛の関係の急転展には驚きました。 ただ、正直なところ、ここまで来ると登場人物が多すぎて、時々誰が誰だか混乱してしまいます。文庫本のこのサイズでも補注や索引がついているのは助かるのですが、それでも追いきるのが大変。もともと古典に興味がある方なら楽しめるんでしょうけど、途中から読み始めた私にはちょっと敷居が高い感じがします。 表現の美しさは相変わらず素晴らしいのですが、今回は特に心に残るような場面が少なかったように思います。続きも気になるところはありますが、ここは一息つこうかな、という印象です。

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