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IT革命・デジタル社会に天皇制はいらない、かな?

IT革命・デジタル社会に天皇制はいらない、かな?

竹嶋悠 風詠社 2025年6月2日

感想

憲法について真摯に考える機会をくれた良い一冊だ。管理職としても、様々な部門や価値観を持つ人間たちをまとめる立場にあるからこそ、「国民統合の象徴」という概念が現代社会でどう機能しているのか、改めて考え直す必要を感じていた。 著者の問題提起は実に興味深い。格差や分断が深まり、SNSで多様な意見が飛び交う時代に、天皇制という仕組みが本当に必要なのか、あるいは時代とのズレが生じていないか、という問いかけは避けられない課題だと思う。明治維新からの歴史的背景をたどりながら、現在の天皇制を相対化する視点も説得力がある。 ただ若干、議論がやや先走っている箇所もあり、もう少し丁寧な論証が欲しかった部分もある。とはいえ、このテーマに正面から向き合い、読者に考えさせる力を持った本として評価したい。気軽な読書というより、思考の刺激をくれる一冊。管理職としての視点からも、国家と個人、統合と多様性のバランスについて考えを深められました。

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