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諸星大二郎短編集成 3 地下鉄を降りて

諸星大二郎短編集成 3 地下鉄を降りて

諸星 大二郎 小学館 2026年3月30日

感想

漫画棚を整理していて、諸星大二郎の名前を見かけたことがあるなくらいの知識で手に取ったのですが、これは本当に素晴らしい作品集でした。 短編集というと軽めの読み物かと思っていたんですけど、全然違う。一編一編がきちんとした世界観を持っていて、引き込まれます。表題作の「地下鉄を降りて」から始まる14作品、どれも奇妙で不思議で、でもなぜか心に残るんです。 何が凄いって、絵とストーリーが完璧に一体になっているところ。画風も作品によって微妙に変わるのに、どれも諸星大二郎の世界観がしっかり保たれているんですよね。日常の中にファンタジーが混在するような、そういう独特の空気感が好きです。 主婦業で疲れた頭にも優しくて、でも退屈じゃない。短編だから気軽に読めるのもいい。次の巻も絶対読みたい。画業55周年記念というだけあって、本当に珠玉の作品ばかりだと思います。

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