そうたの本棚
殺し屋がレジにいる

殺し屋がレジにいる

榎田 ユウリ 講談社 2025年12月17日

感想

話題になってたから手に取ってみたんだけど、これは面白い。主人公のおばあちゃんが、ずっと我慢してきた「すみません」文化をぶっ壊していく爽快感がたまらない。 エンジニアとして仕事してると、理不尽な要求って日常茶飯事じゃないですか。だからこそこの物語の主人公がモラハラやカスハラにキッパリ立ち向かう姿勢に共感できるし、思わず応援したくなる。若い女性だけじゃなく、中年女性が主役というのもいいな。その年代の怒りや疲労感がリアルに伝わってくる。 作風としては説教臭くなく、むしろユーモアを交えながら社会的な違和感を描いてるのが秀逸。気軽に読める小説として最高です。仕事で疲れた時に、こういう力強い女性たちのストーリーを読むと、心がスッキリする。オススメできる一冊ですね。

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