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ピーチ・ティーと仮面舞踏会

ピーチ・ティーと仮面舞踏会

ローラ・チャイルズ / 東野 さやか 原書房 2026年3月9日

感想

図書館で目に留まった表紙の美しさに惹かれて、何気なく手に取った一冊でした。仮面舞踏会という舞台設定だけで、すっかり引き込まれてしまいましたね。 主人公のセオドシアはティーショップのオーナーという設定が素敵で、それぞれのお茶の描写も丁寧で読んでいて心が落ち着きます。松明の火に照らされた仮面舞踏会の場面は、まるで自分もそこにいるような気分になれました。年を重ねると、こういう幻想的な雰囲気の物語が特に好ましく感じられます。 ミステリーの要素も上手に織り込まれていて、のんびり読みながらも先が気になって、いつの間にか没頭していました。複雑に絡み合った謎解きというより、人物たちとの関係性を丁寧に追いながら真実に辿り着く、そういった落ち着きのある構成が気に入りました。 週に何度かのパート勤務の合間に、少しずつ読み進めるのにちょうどいい一冊。難しすぎず、でも読み応えがあって、気軽に楽しめるお気に入りの物語になりました。

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