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感想

最近、書店の話題本コーナーで見かけることが多かったので、思わず手に取ってしまいました。アガサ・クリスティの『ABC殺人事件』です。 ポアロシリーズの傑作と聞いていたので期待値は高かったのですが、期待通り素晴らしかった。緻密に計算された犯行予告、それに沿う一連の殺人事件、そして予想外の真犯人。こういう古典ミステリの醍醐味を思い出させてくれます。 何度か映像化されている作品らしいので、おおまかなストーリーは知っていたのですが、それでも新訳版の読みやすさのおかげで引き込まれました。昭和の翻訳調ではなく、現代的な日本語で書かれているので、スルスルと読み進められるんです。 主婦業の隙間時間で読むには少し長めですが、途中で止められなくなる面白さ。久しぶりに、時間を忘れて本に没頭する快感を味わいました。同じシリーズの他作品も読んでみたくなりましたし、話題作として納得の一冊です。ミステリ好きならもちろん、ミステリは久しぶりという人にもお勧めできます。

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