健太の本棚
ホストと社畜(4)

ホストと社畜(4)

河尻みつる 双葉社 2026年3月26日

感想

シリーズを通じて何度も引き込まれているんだけど、4巻もやっぱり最高。社畜の直人とホストの蓮が毎朝牛丼屋で過ごす15分。こんなにシンプルで地味な日常なのに、これがこんなに心地いいなんて。 フリーランスだから朝は自由だけど、だからこそこういう「毎日同じ時間に会う」という習慣の大切さが本当によく伝わってくる。キャラの細かい変化を読み取ろうとする直人の視点も素敵だし、二人の距離感がほんとうに自然。派手さはないけど、読んでいると「あ、これ現実の大事な関係ってこういうことなんだ」って思わされる。 4巻では蓮の異変に気づく直人の反応も見どころで、つながりの強さがじわじわ伝わってくる。何もしない日常なのに、積み重ねられていくうちに人生が変わっていくみたいなテーマが、短編漫画だからこそすごく上手く表現されてると思う。疲れている時こそ読みたくなる一冊です。

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