阿部の本棚
世界2.0 メタバースの歩き方と創り方

世界2.0 メタバースの歩き方と創り方

佐藤 航陽 幻冬舎 2022年3月31日

感想

入社して半年、仕事をしていると「メタバース」「Web3」といった言葉が出てくる場面が増えた。正直なところ、断片的な知識しかなかったので、この本を手に取ることにした。 著者が実際にメタバース事業に携わっている起業家という背景が大きい。理論だけでなく、実践的な視点から「世界の創り方」を説明している章が特に良かった。産業革命からインターネット、そしてメタバースへと続く人類の歴史的流れを俯瞰することで、今起こっている変化の本質が理解できた。 ただ、後半のポストメタバースやAI、宇宙開発の話になると、やや壮大すぎて我々の日常との繋がりが見えにくくなる部分もある。新社会人の自分にとっては、もう少し実務的な応用例があるとより深く理解できたかもしれない。 とはいえ、これからのテクノロジーを学ぶ入門書としては十分な内容。今後の業界動向を予測する上でも参考になる一冊だ。