本大好きおじさんの本棚
感想

シリーズ7巻まで来ると、もう登場人物たちのことが本当に身近に感じられます。医療現場での疲れた帰り道、モングレルとライナの日常を一緒に過ごす時間がどれほど心地よいか。 春の季節感がとても丁寧に描かれていて、忙しくも充実した世界観に思わず引き込まれてしまいました。ギルドの雑務から魔物討伐、そして精霊祭への準備と、盛りだくさんながらも自然な流れで物語が進んでいきます。何より、二人の関係性が深まっていくのが素敵です。 そして予想外のキーパーソンが登場するあたりで、物語がぐっと奥深くなるのを感じました。謎めいたエルフの美女との出会いから、モングレルの過去へと物語が向かっていく過程は本当にワクワクします。今までのシリーズでは見えなかった背景が明かされていく感覚は、長く愛読者でいる喜びですね。 気軽に読み始めたシリーズなのに、ここまで深い魅力を持っていたとは。次巻への期待がますます高まりました。

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