分身
集英社 | 1996/09/01
みんなの感想
図書館で見かけて、「分身」っていうタイトルに引き込まれました。普段はライトノベルばかり読んでるんですけど、このサスペンス長編は本当に面白かったです。 赤の他人なはずなのに、自分そっくりの人物がいるって設定だけで既にワクワクなのに、そこから物語がどんどん深くなっていくんです。札幌と東京という離れた場所にいる二人がどう繋がっているのか、その謎を追うワクワク感が止まりませんでした。 何が素晴らしいって、単なる奇想天外な話じゃなくて、心理描写がすごくリアルなんですよ。登場人物たちの不安感とか、戸惑いとか、そういった感情がしっかり伝わってきます。高専の課題で疲れてるときでも、つい徹夜してでも続きが気になっちゃう、そういう引力がある作品です。 ただ、文庫本なのに結構ボリュームがあるので、時間に余裕がある時に読むことをお勧めします。でも、その時間をかける価値は絶対にあります。最後までドキドキが止まりませんでした。
医療現場の日々の疲れを癒してくれる、そんな一冊に出会いました。 自分そっくりな別人が存在するという設定だけで、もう引き込まれてしまいました。札幌と東京という離れた場所にいる二人の女子大生が、テレビを通じて出会うという運命的な出来事から始まる物語。どうしてこんなことが起こるのか、その謎を追っていく過程が本当に面白い。 医療の世界にいると、ついつい論理的・科学的に物事を考えてしまう癖がついているのですが、この作品はそうした思考の枠を超えた、不思議で魅力的な世界へ引き連れていってくれます。二人を結ぶ宿命の絆が何なのか、最後まで目が離せませんでした。 文庫本という手軽なサイズも気に入っています。夜勤の合間や、仕事終わりのわずかな時間で読み進めることができて、忙しい生活の中でも気軽に楽しめました。心地よいサスペンスと、人間ドラマが見事に絡み合った秀作だと思います。
SNSで何度も見かけていたので、ついに手に取ってみました。正直、こんなに引き込まれるとは思いませんでした。 札幌と東京に住む、顔そっくりな二人の女子大生が織りなす物語なのですが、単純なミステリーではなく、その背後に隠された深い繋がりが明かされていく過程が本当に秀逸です。最初は「分身なんて都市伝説的な設定だな」くらいに思っていたのに、読み進むにつれてどんどん引き込まれていきます。 公務員として毎日ルーティンワークをこなしている身としては、平凡な日常が一転する瞬間の緊張感がたまりません。二人の視点が交錯する構成も上手で、どちらの真実が本当なのか、最後まで目が離せませんでした。 文庫本だから通勤時間に読むのにもちょうどいい。話題になった理由が十分に理解できます。このジャンルが好きな人には絶対のお勧めです。
図書館で何気なく手に取った一冊でしたが、こんなに面白い本に出会えるなんて!もう一人の自分が存在するという設定だけで、すっかり引き込まれてしまいました。札幌と東京、離れた場所にいる二人の女子大生が、テレビを通じて出会う瞬間のドキドキ感は今でも思い出すと懐かしいほどです。 何が素晴らしいって、単なるミステリーではなく、二人の人生がどう絡み合っていくのか、その運命的な結びつきを丁寧に描いているところ。読み進めるごとに「え、そういうことだったの?」と何度も驚かされました。文庫本なので手軽に読めるのも良いですね。 人生経験が増えた年代だからこそ、二人のそれぞれの葛藤や選択がより身近に感じられました。パート仕事の傍ら、休み時間に少しずつ読み進めるのが楽しみでした。迫真のサスペンスとはいえ、決して難しくなく、すんなりと物語の世界に入り込める。こういう「心地よく読める」本は本当に貴重です。ぜひ多くの方に読んでいただきたい一冊です。