たろーの本棚
感想

図書館で見かけて、「分身」っていうタイトルに引き込まれました。普段はライトノベルばかり読んでるんですけど、このサスペンス長編は本当に面白かったです。 赤の他人なはずなのに、自分そっくりの人物がいるって設定だけで既にワクワクなのに、そこから物語がどんどん深くなっていくんです。札幌と東京という離れた場所にいる二人がどう繋がっているのか、その謎を追うワクワク感が止まりませんでした。 何が素晴らしいって、単なる奇想天外な話じゃなくて、心理描写がすごくリアルなんですよ。登場人物たちの不安感とか、戸惑いとか、そういった感情がしっかり伝わってきます。高専の課題で疲れてるときでも、つい徹夜してでも続きが気になっちゃう、そういう引力がある作品です。 ただ、文庫本なのに結構ボリュームがあるので、時間に余裕がある時に読むことをお勧めします。でも、その時間をかける価値は絶対にあります。最後までドキドキが止まりませんでした。

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