はるとの本棚
センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる

水野学 朝日新聞出版 2014年4月18日

感想

エンジニアとして仕事をしていると、技術力だけでなく「センス」の重要性を日々感じます。デザイン判断やUI/UX改善など、数値では測れない領域で差がつく場面が増えているんです。この本はそうした漠然とした課題に対して、明快な答えを提示してくれました。 著者の主張——センスは才能ではなく知識の蓄積である——というコンセプトが特に腑に落ちました。プログラミングスキルと同じく、学習と実践で誰もが身につけられるという考え方は、開発者として非常に心強い。具体例も豊富で、実務に直結する内容が多いのが好印象です。 ただし、理論的な部分はしっかり書き込まれている一方で、実際にセンスを磨くための具体的な日々のトレーニング法については、もう少し掘り下げてほしかったという感想もあります。知識を「どう」蓄積するかというロードマップが、若干抽象的に感じられました。 それでも、キャリアを考える30代エンジニアにとって、視座を高める良い一冊だと思います。自分の弱点を客観的に認識するきっかけになりました。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ