センスは知識からはじまる

センスは知識からはじまる

水野学

出版社:朝日新聞出版 出版年月日:2014/04/18

朝日新聞出版 | 2014/04/18

3.67
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

自営業をしていると、常に「センス」が問われる場面に直面します。デザイン、営業、企画——どれをとっても、なんとなく「いいな」と感じさせる力が必要なんです。でも、それは生まれつきの才能だと思い込んでいました。 この本を読んで、その考えが完全に変わりました。著者が説く「センス=知識の蓄積」という定義が目からウロコ。つまり、努力次第で誰もが磨けるということです。クリエイティブディレクターならではの実践的な事例が豊富で、抽象的な概念を具体的に理解できます。 特に印象深かったのは、センスを磨くプロセスが段階的に説明されている点。知識をどう集め、どう組み合わせ、どう活かすか——ビジネスの現場で即座に応用できるフレームワークばかりです。 話題の一冊だけあって、実用性と読みやすさのバランスが秀逸。自営業の私にとって、これからのビジネス展開に必要な考え方を整理する上で、本当に良い指南書になりました。同じように「センス」に自信がない方には、ぜひ一読をお勧めします。

感想

エンジニアとして仕事をしていると、技術力だけでなく「センス」の重要性を日々感じます。デザイン判断やUI/UX改善など、数値では測れない領域で差がつく場面が増えているんです。この本はそうした漠然とした課題に対して、明快な答えを提示してくれました。 著者の主張——センスは才能ではなく知識の蓄積である——というコンセプトが特に腑に落ちました。プログラミングスキルと同じく、学習と実践で誰もが身につけられるという考え方は、開発者として非常に心強い。具体例も豊富で、実務に直結する内容が多いのが好印象です。 ただし、理論的な部分はしっかり書き込まれている一方で、実際にセンスを磨くための具体的な日々のトレーニング法については、もう少し掘り下げてほしかったという感想もあります。知識を「どう」蓄積するかというロードマップが、若干抽象的に感じられました。 それでも、キャリアを考える30代エンジニアにとって、視座を高める良い一冊だと思います。自分の弱点を客観的に認識するきっかけになりました。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ