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穏やか貴族の休暇のすすめ。8

穏やか貴族の休暇のすすめ。8

TOブックス 2020年3月10日

感想

シリーズ8巻目ともなると、つい続きが気になって手に取ってしまいます。この作品の魅力は何といっても、その「癒し」の質にあると感じます。 教員という仕事柄、日々ストレスフルな環境にいるため、異世界への逃避行は実に効果的。本作は派手な戦闘シーンよりも、キャラクターたちの穏やかな日常や交流に重きを置いており、読んでいて心が落ち着く感覚があります。チビリゼルというキャラクターの存在が中心となっているのか、随所に微笑ましい場面が散りばめられています。 今巻はドラマCD化やオフィシャルガイドブック展開といった、メディアミックスが活発な状況にあるようですが、それも納得できる魅力がある。シリーズを長く続けられるのは、こうした細やかな世界観の構築があるからでしょう。 8巻にして初めて手に取った方も、シリーズ追い人も満足できる一冊です。疲れた心身を優しく包み込んでくれる、そんな読書体験が得られました。

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