新・人間革命(第17巻)

新・人間革命(第17巻)

池田大作

出版社:聖教新聞社 出版年月日:2010/05/03

聖教新聞社 | 2010/05/03

4.33
本棚登録:4人

みんなの感想

感想

人生も半世紀を過ぎて、こういった人間の成長や精神的な深まりについて描かれた作品は、自然と心に沁み入るようになってきた。この第17巻も例外ではなく、主人公たちの葛藤や選択の場面で何度も立ち止まってしまった。 自営業という立場で仕事をしていると、決断の連続だし、失敗もある。そうした時に、この物語のような不屈の精神、そして人とのつながりの大切さを改めて考えさせられるんだ。派手さはないかもしれないけど、じわじわと心に響いてくるのが特徴だと思う。 文庫版で気軽に読み進められるのも良い。長編シリーズだからこそ、各巻で完成度を保ちながら新しい視点や課題を投げかけてくる構成力は見事だ。人間とは何か、社会とは何かを問い続ける姿勢が一貫していて、それが信頼感につながっているんだろう。 気負わずに読める深さ。それが何より魅力的だった。

感想

教職の傍ら、話題作は必ずチェックしておきたいという習慣で手に取った一冊です。第17巻ということで、シリーズの積み重ねがあるにせよ、この巻だけでも十分に引き込まれました。 主人公の人生経験と葛藤が丁寧に描かれており、教育現場で働く身として特に共感できる部分が多くありました。人間関係の複雑さ、信念と現実のズレ、そしてそれらにどう向き合うかという問題提示は、生徒たちと向き合う日々の中で改めて考えさせられます。 エッセイとしての側面も強く、哲学的な深さが随所に感じられます。説教臭くならないバランス感覚も見事です。ただし、シリーズの流れを完全に把握していない状態での読書だったため、若干の背景知識不足を感じた場面もあります。それでも全体としては十分に満足できる内容でした。 最近は読みやすい文庫版も出ているので、これからシリーズを追いかけてみたいという気持ちになりました。話題作として、また人間の本質に関心のある方には間違いなくお勧めできます。

感想

長く連載されている作品の中盤を読む喜びってありますね。第17巻に入ると、物語の土台がしっかり出来上がっているからこそ、登場人物たちの成長や葛藤がより深く伝わってきます。 この巻で印象的だったのは、主人公が直面する様々な人間関係の中で、如何に自分の信念を貫くかという部分です。教育現場にいる身として、こういった葛藤や決断の場面は他人事とは思えず、グッと引き込まれました。エッセイ的な観想も随所に織り交ぜられているので、単なる物語として楽しむだけでなく、人生について考えさせられることも多い。 文庫本というコンパクトなフォーマットも読みやすく、通勤の時間や休憩時間でも気軽に続きが読みたくなる魅力があります。全体を通じて安定した質の高さを感じますし、長い物語だからこそ時間をかけて味わう価値があるんだなと改めて感じました。

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