ゆーきの本棚
新版 財務3表一体理解法

新版 財務3表一体理解法

國貞克則 朝日新聞出版 2021年2月12日

感想

最近、孫のビジネス研修の話を聞いていて、財務諸表という言葉がちょくちょく出てくるようになった。退職後も経済ニュースには目を通すほうだが、正直なところ貸借対照表と損益計算書の関係がよくわからなかった。そこでこの新版を手にしてみたのだ。 新聞の新書版というのは、活字も大きく読みやすいのが良い。何より驚いたのは、複雑に思えていた会計の仕組みが、取引ごとに財務3表をつくる「ドリル」方式で、まるで絵解きのようにすっと理解できることだ。基礎から丁寧に説明されているため、会計の知識がない者でも無理なく読み進められる。 80歳の身で、今さら会計知識が必要なわけではないが、世の中を理解するには数字を読む力は大切だと改めて実感した。話題の本というのも納得である。若いビジネスパーソンだけでなく、私のような世代が教養として学ぶにも実に良い一冊だ。

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