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感想

ミステリーっていうから期待してたんですけど、読み終わってみるとうーん…という感じです。死に対する向き合い方が、高校生とは思えないくらいシリアスなテーマとして描かれてるのは興味深いんですけど、その深さが物語全体に活きてないような気がして。 ふたりの少女がそれぞれの理由で死を求めていく過程は緊張感があります。でも物語が進むにつれて、なんか散漫な印象になっちゃって。ミステリーとしての仕掛けも予想の範囲内というか、ラストの衝撃度が弱いというか。もっと心をつかまれるような展開を期待してました。 それでも、自殺願望や死への執着といった重い感情を丁寧に描こうとしている姿勢は伝わってきます。文章も読みやすいので、気楽に読み進められるのは良かった。ミステリー好きな友人には「まあ読んで損はないけど」くらいの勢いで勧めるレベルですね。何か心に残る一冊ではなく、それなりに楽しめた一冊、という感じです。

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