莉子_booksの本棚
実は俺、最強でした?(19)

実は俺、最強でした?(19)

高橋 愛 / 澄守 彩 講談社 2026年3月9日

感想

話題作ということで手に取ってみたのですが、正直なところ、このシリーズを1巻から追っていない私にとってはやや入り込みづらい印象でした。19巻という長い歴史があるだけに、キャラクターたちの関係性や背景設定が既に複雑に絡み合っているんだろうと察します。 ただし、純粋なエンタメ作品としての完成度は高いと感じます。派手なアクションシーンや主人公の活躍は気持ちよく、息抜きになるような読み心地。公務員という日常の息苦しさから逃避するには十分な要素が詰まっています。 とはいえ、個人的には小説やエッセイを好む身としては、物語の深さや人物描写に物足りなさを感じてしまいました。マンガという表現形式の特性上、テンポの良さは優先されるのでしょう。話題作だからこそ期待値が上がってしまい、結果として「可もなく不可もなく」という印象に落ち着いてしまった格好です。シリーズファンなら確実に満足できる一冊だと思いますが、新規参入組には別のポイントから入ることをお勧めします。

ブクログからブクマへ
かんたん引っ越し

読書記録や感想をそのまま移行。
数分の準備で、ブクログの本棚をブクマへ。

詳しく見る
ブクログからブクマへの引っ越しイメージ