若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 3 北鎌倉ことりや茶話

若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 3 北鎌倉ことりや茶話

小湊 悠貴 / moko

出版社:集英社 出版年月日:2026/02/19

集英社 | 2026/02/19

4.50
本棚登録:8人

みんなの感想

感想

シリーズものだからこそ深まる魅力って、ありますよね。第3弾にして、ようやく兄が登場するというこの構成。著者の巧妙さにニヤリとさせられました。 北鎌倉の風情に包まれながら、和菓子を通じて展開する人間模様が本当に心地よい。都と一成の関係の進展も自然で、読んでいて何度も頬がゆるみました。新しく登場するキャラクターたちも個性的で、店の人間関係がより豊かになった印象です。 公務員の身からすると、ルーティンの中に小さな変化や発見を見つける楽しさが、この物語と重なる部分があります。つまらないと思う日常も、視点を変えれば「をかし」になる。そういうメッセージが心地よく伝わってくるんです。 ただ、ボリューム的には少し物足りなさを感じたのが正直なところ。各エピソードがもう少し深掘りされていたら、さらに素敵だったかなと。でも、シリーズ全体の流れの中では重要な一冊であることは確実。次巻も気になって仕方ありません。

感想

仕事で疲れた夜、北鎌倉の和菓子屋さんの物語に癒されました。シリーズ3巻目ということで、登場人物たちのキャラクターがしっかり立っていて、すぐに世界観に引き込まれます。 何といっても魅力的なのは、和菓子を通じて描かれる人間関係の丁寧さ。一成と都の関係性が少しずつ深まっていく過程が自然で、読んでいて思わずニッコリしてしまいます。今巻では兄が登場するということで、これまで積み重ねられた謎が明かされ、ストーリーに新しい展開が生まれているのが良かった。 管理職の私にとって、組織間の関係や信頼の構築といったテーマも共感できる部分があり、単なる和菓子エッセイ小説の枠を超えた奥深さを感じます。ほっこりした日常シーンと、ときどき現れるほろ苦い人間模様のバランスが絶妙。短編のような読みやすさで、気軽に手に取れるのも気に入っています。 疲れた心を優しく満たしてくれる一冊。また次巻が待ち遠しい。

感想

このシリーズ、もう3巻目なんですね。北鎌倉という舞台がいいのか、毎回ほっこりとした時間を過ごせます。今作も期待通り、いや期待以上に楽しめました。 紫陽花が咲く季節という情景設定がすごく好きで、読んでいるだけで梅雨時の涼やかな空気が伝わってくるような感じ。登場人物たちの日常の中に、ちょっとした人間関係の複雑さが織り交ぜられているのが、このシリーズの魅力だと思います。甘いお菓子の話なのに、時々ほろ苦い感情が顔をのぞかせる。その塩梅が本当に絶妙。 主人公・一成と都の関係性も深まっていて、読んでいてじんわり温かい気持ちになりました。あと、アルバイト初日のエピソードとか、いかにもありそうな気まずい場面も、この作者の手にかかると微笑ましく感じられるんですよね。 自営業で日々忙しいので、こういう気軽に読める作品は本当にありがたい。寝る前に少しずつ読んで、心が整えられるような一冊です。次巻も楽しみにしています。

感想

このシリーズ、もう3巻目なんですね。毎回楽しみにしていますが、今回も期待を裏切りませんでした。 北鎌倉の和菓子屋を舞台にした物語なんですが、単なるグルメ小説ではなくて、そこに関わる人たちの人間関係や心の動きが丁寧に描かれているところが好きです。主人公の一成と都の関係も少しずつ進展していて、そのほのかな感覚が心地よい。 今回は兄が登場するということで、これまで謎だった部分が少し明かされるのかなと読んでいてワクワクしました。紫陽花の季節の北鎌倉という舞台設定も素敵で、読んでいるだけで爽やかな空気を感じます。 忙しい仕事から帰ってきた時に、このような優しい物語でほっと一息つくことができるのって、本当に大事だなと思います。仕事のストレスで疲れた心を癒してくれる、そんな1冊です。次巻も早く読みたいな。

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