ケインズ全集(第7巻)

ケインズ全集(第7巻)

ジョン・メーナード・ケインズ / 塩野谷祐一

出版社:東洋経済新報社 出版年月日:1983/12/01

東洋経済新報社 | 1983/12/01

4.33
本棚登録:3人

みんなの感想

感想

経済学に興味があって手に取ってみたのですが、正直なところ期待と現実のギャップがありました。ケインズの全集となると、かなり学術的で専門的な内容が詰まっているんだろうなという予想は的中。自営業をしていると経済の話は避けられないし、ケインズの理論も名前はよく聞くので、もっと実践的な応用例が増えていればと思います。 全くの初心者にはハードルが高いし、すでに経済学の知識がある人には物足りないかもしれません。丁寧に編集されているのは伝わってくるんですが、何度も読み直さないと頭に入ってこない部分が多くて、気軽に読める本ではないというのが率直な感想。自営業の経営に直結するような示唆を求めていた自分には、少し距離感がありました。 悪い本ではないんです。ただ、このボリュームと難度を考えると、もう少し工夫があってもいいのかなという印象です。経済学をしっかり学びたい人向けですね。

感想

ケインズの全集を手に取るのは、正直なところ相当な覚悟が必要でした。経済学の古典であることは知っていましたが、本当に仕事に役立つのか、途中で挫折しないか、そうした不安もありました。 しかし、読み始めてみると、その心配は杞憂でした。第7巻は、ケインズの思考がどのように形成されてきたのか、そして現代経済の問題をどう捉えるべきかを学ぶうえで、実に示唆に富んでいます。経済政策の意思決定に関わる身として、歴史的な文脈から理論を理解することの重要性を改めて認識させられました。 翻訳も丁寧で、原著の複雑な論理構造が比較的スムーズに頭に入ってきます。一章ごとに明確な主張があるため、仕事の合間に読み進められるのも助かりました。 年代ものの古典ではありますが、今だからこそ読む価値がある一冊です。同じ立場のビジネスパーソンには、ぜひ手に取っていただきたい。

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