サピエンス全史 上

サピエンス全史 上

ユヴァル・ノア・ハラリ / 柴田 裕之

出版社:河出書房新社 出版年月日:2016/09/09

河出書房新社 | 2016/09/09

4.25
本棚登録:5人

みんなの感想

感想

入社して半年、仕事の合間に読み終わりました。この本の面白さは、人類史を従来の「物質的進化」ではなく「認知能力と虚構による支配体系」という新しい視点から解き明かしているところです。 国家や通貨、企業といった見えない約束事がいかにして人類を一つの方向へ導いてきたのか。そうした虚構がなければ、ここまで大規模な協力社会は成立していなかったという論点は、非常に説得力があります。仕事の現場でも、会社という組織も結局は共有された虚構だと気づかされ、妙に納得しました。 ただ上巻だけではまだ序幕で、議論が十分に展開されていない部分もあります。また、著者の仮説に対しては異論も多いようですが、それでも既存の世界史の見方を根本から揺さぶられる体験は価値があります。評価の高さが頷ける一冊。下巻も続けて読みたいです。

感想

この本、話題だし読んでみようと軽い気持ちで手に取ったんですけど、思った以上に面白くてハマりました。人類がなぜここまで繁栄したのかって問いに、虚構という概念で切り込んでくるのが斬新というか。貨幣とか国家とか企業って、実はみんなで「そういうことにしよう」って決めた共同幻想なんだ、という視点を改めて考えさせられました。 正直、歴史系の本は退屈だと思ってたんですが、これはエンタメ感覚で読めるんですよね。人類の大きな流れを俯瞰する快感というか。ただ上巻だからかなり広い範囲を扱ってるので、時々「え、ここはもっと詳しく知りたい」って思う部分もあります。下巻も読みたくなる作り方が上手い。 気軽に世界史を学び直したい人とか、人間社会の仕組みについて新しい視点から考えたい人には本当におすすめです。難しすぎず、かといって内容が薄いわけでもない、いいバランスの一冊だと思います。

感想

新社会人になって、仕事の合間に読み始めたのがこの本です。最初は漫画ばかり読んでいた自分が、こんな分厚い歴史書に手を出すなんて、と少し迷いましたが、レビューの評価が高かったので思い切って購入しました。 正解でした。ホモ・サピエンスがなぜここまで栄えたのか、という根本的な問いに対して、著者の仮説は本当に説得力がある。虚構が人間を結びつけ、文明を作ってきたという考え方は、会社で感じる様々な規則や制度を見る視点が変わります。国家も企業も貨幣も、突き詰めると人間が作った「嘘」なんだという指摘は、新入社員の自分にとって衝撃的でした。 ただし、情報量が本当に多いので、一度の読書では全部を理解できないかもしれません。自分も何度か読み返している箇所があります。でも、だからこそ読む価値がある。人類史を俯瞰する視点を持つことで、日々の仕事や人間関係を少し違う角度から考えられるようになった気がします。躊躇している人には、ぜひ挑戦してみてほしい一冊です。

感想

話題の本だから一度は読んでおこうか、くらいの軽い気持ちで手に取ったんですが、思いのほか引き込まれてしまいました。 ホモ・サピエンスがなぜここまで繁栄したのか、という素朴な問いに対して、著者は「虚構の力」という切り口で説明していく。国家も貨幣も企業も、実は人間が創り出した共通の物語に過ぎない、という視点は確かに目からウロコです。自営業やってると、実務的な部分で日々奮闘しているわけですが、そういう現実的なビジネスの背景にある壮大な歴史的文脈が見えてくるのは興味深い。 分量が多いうえに、時間軸も空間的スケールも大きいので、読み始めは少し気力がいります。でも一度ペースをつかむと、人類史の大きな流れを俯瞰する面白さにすっかりハマってしまう。専門的な記述もありますが、基本的には一般向けに書かれているので、特別な知識がなくても楽しめるのが良い。 上巻を読み終わった今、下巻も当然読み進めたくなっています。人類史を広く学びたい人、思想書が好きな人にはまず間違いなくお勧めできる一冊ですね。

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