ひろの本棚
感想

新社会人になって、仕事の合間に読み始めたのがこの本です。最初は漫画ばかり読んでいた自分が、こんな分厚い歴史書に手を出すなんて、と少し迷いましたが、レビューの評価が高かったので思い切って購入しました。 正解でした。ホモ・サピエンスがなぜここまで栄えたのか、という根本的な問いに対して、著者の仮説は本当に説得力がある。虚構が人間を結びつけ、文明を作ってきたという考え方は、会社で感じる様々な規則や制度を見る視点が変わります。国家も企業も貨幣も、突き詰めると人間が作った「嘘」なんだという指摘は、新入社員の自分にとって衝撃的でした。 ただし、情報量が本当に多いので、一度の読書では全部を理解できないかもしれません。自分も何度か読み返している箇所があります。でも、だからこそ読む価値がある。人類史を俯瞰する視点を持つことで、日々の仕事や人間関係を少し違う角度から考えられるようになった気がします。躊躇している人には、ぜひ挑戦してみてほしい一冊です。

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