ひろの本棚
いのちの車窓から

いのちの車窓から

星野 源 KADOKAWA 2022年1月21日

感想

星野源のことは「恋」とか「逃げ恥」で知ってたんですけど、まさかこんなに考えの深い人だとは思いませんでした。このエッセイ集は、彼が忙しい日常の中で感じたことを丁寧に言葉にしたもので、読んでて心がすごく落ち着くんです。 新社会人の自分にとって、特に響いたのは「周囲の人々、日常の景色」に目を向けるっていう姿勢。仕事で疲れてる時とか、つい視点が狭くなってしまうんですけど、この本を読むと「あ、こういう見方もあるんだ」って気付かせてくれます。一編が短いから通勤時間とかちょっとした隙間時間で読めるのも良い。 文庫化されたことで手に取りやすくなったのかな。正直、最初はエッセイって難しそうだと避けてた部分もあるんですけど、全然そんなことなかった。人生観が変わるほどじゃないけど、確実に視野が広がった感じがします。漫画も好きですが、こういう短編エッセイも悪くないなって思わせてくれた一冊です。