最近SNSでも話題になっていたので、思わず手に取ってみました。正直なところ、タイトルだけ見ると「え、年収90万円?」と驚いてしまいますが、読み進めると著者の大原さんの飾らない思考術に引き込まれました。 私たちって、知らず知らずのうちに「こうあるべき」という世間的なルールに縛られていないでしょうか。子どもの教育費、老後資金、社会的ステータス...。この本を読んでいると、そうした「常識」が本当に必要なのかを問い直させられます。世界一周や隠居生活の話も面白いですが、何より素敵だなと感じたのは、著者が自分の人生に対して本当に主体的に判断しているところです。 実践的なアドバイスも豊富で、特に衣食住をシンプルに整える話は、家計を預かる主婦の視点からも参考になることばかり。派手さはないけれど、人生をもっと自由に、気軽に考えていい という著者の主張は、今の時代に多くの人が必要としているメッセージのような気がします。難しくなく、むしろ読んでいて心が軽くなる一冊でした。