年収90万円でハッピーライフ

年収90万円でハッピーライフ

大原 扁理

出版社:筑摩書房 出版年月日:2019/07/09

筑摩書房 | 2019/07/09

4.43
本棚登録:10人

みんなの感想

感想

大学生活の中で「このままでいいのか」という不安に襲われることが多かったんですが、この本を読んでそういう焦りが軽くなりました。著者の大原扁理さんの生き方って、世間的には「変わった人」かもしれないけど、読んでみるとすごく納得できるんです。 何が良かったって、説教くさくないところですね。「こう生きるべき」って押し付けるんじゃなくて、実際にやってみたことを淡々と書いてる感じで。年収90万円でも楽しく生きてる実例が、逆に「自分たちが不安に駆られてるのって、本当に必要だからなのかな」って考え直すきっかけになりました。 ただ正直に言うと、完全に著者と同じ生き方ができるとは思いません。でも「社会的成功」みたいな一つの価値観に縛られなくてもいいんだっていう心の余裕が手に入った気がします。特に就職活動を控えた今、この本に出会えたのは良かった。読んでて不安が少し減りました。

感想

最近、世間で話題になっているこの本を手に取ってみました。58年生きてきた身としては、社会的な「正解」を無意識に受け入れてきた自分の人生を改めて問い直す良い機会になりました。 著者の大原扁理氏が年収90万円という限定的な条件下で、いかに充実した生活を送るのかという提案は、一見すると奇想天外に思えます。しかし読み進めるうちに、それは単なる貧乏生活術ではなく、人生における幸福とは何かを根本から考え直す思想書であることに気づきます。 会社員として経済的安定を求めてきた私たちの世代にとって、「成功」や「蓄え」の概念そのものを揺さぶる視点は、ある種の解放感をもたらします。衣食住のノウハウと思考術の融合が、理屈っぽくなりすぎず、むしろ温かみのあるエッセイとして機能している点も秀逸です。 今の自分たちの価値観に再考を促す良書です。定年を控えた人間にとって、特に示唆に富んでいます。

感想

話題になっているこの本、図書館で見かけて思わず借りてしまいました。年収90万円という数字だけ見ると不安になりそうですが、読んでみると本当に肩の力が抜けます。 著者の大原さんの「自分で決めちゃう」という姿勢が、この年代だからこそ響くんですよね。パートで働く私たちは、それなりの給与しかないけれど、その中でいかに工夫して楽しく暮らすかを考える毎日。この本はそのヒントに満ちています。衣食住の具体的なノウハウも実践的で、すぐに取り入れられるものばかり。 何より感じるのは、「フツー」の人生コースから外れることへの恐怖心を払拭させてくれる点です。結婚、出世、貯蓄……そうした社会的プレッシャーから解放されたら、人生ってこんなに軽やかになるんだという発見。小島慶子さんの解説も秀逸で、この本が伝えたいことが一層クリアに理解できました。 完璧を目指さず、自分たちのペースで生きることの大切さ。そういうメッセージが、今の時代だからこそ多くの人に必要なのかもしれません。

感想

最近、世間一般の「成功」の定義に違和感を感じていた時期に出合った一冊です。管理職という立場にいると、どうしても世俗的な価値観に縛られてしまう。昇進、年収、ステータス——そうした尺度で人生を測ることが当たり前になってしまっていました。 この本は、そうした「ジョーシキ」をたった一言で吹き飛ばしてくれます。著者・大原さんの飄然とした思考法と、ユーモアに満ちた日常の工夫の数々。年収90万円という数字だけを見ると不安に駆られるかもしれませんが、読み進めるうちに、本当に大事なものが何かが見えてくる。 特に衣食住の実践的なノウハウは、決してシンプルライフの強要ではなく「自分たちのやり方」として提案されているところが秀逸です。小島慶子さんの解説も秀逸で、この本が単なる自己啓発本ではなく、人生観を問い直す良質なエッセイであることが伝わります。 50代だからこそ、残された人生をどう生きるか、本当に必要なものは何かを考える機会をくれる。新しい視点を与えてくれる良い本です。

感想

公務員という身分が安定していると思われるからこそ、この本の言葉がズシンと響きました。年収90万円でハッピーなんて、正直最初は信じられませんでしたが、読み進むうちに「あ、私たちって本当に余計なものに縛られてるんだ」って気づかされます。 著者の大原さんの衣食住に関するノウハウは本当に実践的で、実は今日から試せることばかり。特に食事や服飾に関する考え方なんて、目からウロコです。社会通念に縛られず、自分で幸せを定義することの大切さが、押しつけがましくなく伝わってくるのが素晴らしい。 世界一周や隠居生活という話も出てきますが、夢を見ろというんじゃなくて「こんな生き方もあるよ」という気軽な提示の仕方が好きです。小島慶子さんの解説も良くて、この本全体に「肩の力を抜こう」という優しさが満ちている。 公務員という安定を選んだ自分ですら、この本を読むと「もっと自由に考えてもいいんだ」と少しホッとします。気楽に読めるのに、ちゃんと人生観が変わる。そういう本、大好きです。

感想

この本、実に面白かった。著者の大原扁理さんという人物が、世間一般の「成功」や「常識」をするりと脇に置いて、年収90万円で充実した人生を送っているという話なんだが、そのしなやかな思考がいいんだ。 自営業をやっていると、つい売上や利益のことで頭がいっぱいになってしまう。でも、この本を読んでいると、本当に必要なものって案外少ないんじゃないか、という気づきが次々と出てくる。衣食住のシンプルな工夫だとか、ハッピー思考というのが実は簡単な発想の転換なんだとか。 著者の「社会的成功から乗り遅れまくったら、毎日が楽しすぎた」という言葉には、独特の説得力がある。人生の正解を他人に委ねるのではなく、自分で自分の幸せを定義してしまえという潔さが素敵だ。 気軽に読めるエッセイなので、難しい理論を期待して手に取ると肩透かしを食らうかもしれない。でも、ああでもない、こうでもないと考えたい年ごろだからこそ、こういう「別の選択肢もあるんだよ」という本の存在は心強いし、何度か読み返したくなる内容だと思う。

感想

最近SNSでも話題になっていたので、思わず手に取ってみました。正直なところ、タイトルだけ見ると「え、年収90万円?」と驚いてしまいますが、読み進めると著者の大原さんの飾らない思考術に引き込まれました。 私たちって、知らず知らずのうちに「こうあるべき」という世間的なルールに縛られていないでしょうか。子どもの教育費、老後資金、社会的ステータス...。この本を読んでいると、そうした「常識」が本当に必要なのかを問い直させられます。世界一周や隠居生活の話も面白いですが、何より素敵だなと感じたのは、著者が自分の人生に対して本当に主体的に判断しているところです。 実践的なアドバイスも豊富で、特に衣食住をシンプルに整える話は、家計を預かる主婦の視点からも参考になることばかり。派手さはないけれど、人生をもっと自由に、気軽に考えていい という著者の主張は、今の時代に多くの人が必要としているメッセージのような気がします。難しくなく、むしろ読んでいて心が軽くなる一冊でした。

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