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365日の学級経営ToDoリスト 使える仕事術&デジタルツール

365日の学級経営ToDoリスト 使える仕事術&デジタルツール

谷中 優樹 明治図書出版 2026年2月27日

感想

教育現場の実務的な課題解決に特化した本として、なかなか良くまとまっていると感じた。自営業の身からすると、学級経営のプロセスと事業運営には共通点が多い。月ごとのToDoリストという構成は、年間計画を立てる際の羅針盤として機能する設計だ。 特に興味深いのは、単なる業務リストに留まらず、「使える仕事術&デジタルツール」という実装の視点が盛り込まれている点。テンプレートがQRコードでダウンロード可能という配慮も、実用性を高めている。自分の経験上、知識よりも「すぐに使えるツール」の方が、実際の現場では圧倒的に価値がある。 ただし、人文・思想書を主に読む身としては、教育哲学や子どもの発達心理といった根拠についての議論がやや薄いと感じた。実用ガイドとしての役割に徹している分、その点は仕方ないのだろう。 それでも、忙しい日々の中で「笑顔で子どもと向き合う」という著者の問題意識は好感が持てる。実務者向けの必携書として、評価に値する一冊だ。

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